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以外と怖い?放っておくとヤバい「結露」を防ぐワンポイントアドバイス☆

2015.02.16

節分とバレンタインが終わり、2月も後半に入りました。
暦の上では春に向かっているものの、まだまだ寒い日が続いています。

この時期によく発生するのが「結露」
外の気温と室内温度の差が大きくなると発生することは有名ですが、「結露」の怖さ、本当にご存知ですか?

「結露」が寒い日に起こりやすいのは何となく分かると思いますが、そもそも「結露」はどのように発生するのかを説明しましょう。


「結露」はお家の中で温度が低いところに起こりやすいのが特徴。北側にある温度が低いお部屋の壁や玄関の扉、そして冷えた外の空気と温度が近い窓ガラスにも起こりやすいのはよくご存知だと思います。

なぜ北側に起こりやすいのかというと、実は水分はそれぞれの部屋の温度に関係なく、家の中の全ての部屋で同じ量になろうとする性質があります。

例えば、キッチンで料理をしたときに発生した水分は、ドアを開けたときにほかの場所にも流れていってしまう。キッチンは温度が高いから多くの水分を蓄えられるが、玄関のように温度の低い場所では、空気が蓄えられる水分の量は少ないので、当然水分は溢れ出てしまう。

その水分が水滴になり「結露」が起こるという仕組みです。
そんな「結露」を放っておくとどうなるか、意外と知らない人が多いのでは・・・。

「結露」はカビやダニの発生する原因になります。カビやダニは建物を汚したり、かゆくなったりと不快なものです。さらにカビの胞子やダニの死骸やフンが、ぜんそくやアレルギーの一因ともいわれ、人の健康にも大きく左右してしまいます。

カビが好む温度は25~35℃、湿度は75%以上といわれ、これまでカビは梅雨を中心とした高温・多湿な時期に発生するとされてきました。しかし現在の住まいは年間を通してカビが発生する条件が整っていて、表面結露した住宅はカビにとっての快適空間になっているのです。

そんなやっかいな結露を防ぐためには、水分の多い空気を部屋の外に追い出すこと、つまり換気をすることが一番。しかし、寒い冬に窓を全開にしてしまうのは、暖房の効率を極端に下げるので難しいですよね。そこで、トイレやお風呂などの換気扇をいつも回しておくことをオススメします。

先程挙げたように、部屋の中でも寒い場所は結露が発生しやすくなっているので、その場所を換気して空気中の水分を逃がすこと。また、冬でも寝ている間に汗をかくので、寝室は朝起きて換気するのがポイント。リビングなどの暖房をよく使う部屋は、暖房を切ってから温度が下がり「結露」が発生しやすくなるので、寝る前に換気をすることで「結露」の発生を抑えることができます。

また、生活結露が発生しやすいポイントの1つが家具の裏側と押入れ。家具を壁に密着させると空気を蓄えた家具が断熱層となり、冬には暖かい空気が壁まで届かず、壁の表面温度が低下します。ここに水蒸気が潜り込むと「結露」をおこします。

家具の後ろに跡が付いたり、カビが生えるのはこのためです。家具を設置する場合には、壁との間に隙間を設けると壁の表面温度が下がりません。また、かすかな気流を作ることで、カビの発生を抑制することができます。

 


窓に着いた「結露」をピタリと止める裏ワザはこちら☆

この時期は何かとやっかいな「結露」ですが、暖かくなるまでもう少しの辛抱です。
お部屋や衣類にも影響が残らないよう、室内やクローゼットも出来るだけ換気をして下さいね。

※参考サイト「女性の美学」冬の結露をピタリと止める裏ワザ!どの家庭にもあるもので劇的窓拭き!